ざっくり言えば
- 東京五輪、予定通りに2021年7月23日開幕、8月8日閉幕
- できるなら、2025年に再延期してたら良かったのに…
- もちろんアスリートにとって4年の空白期間は長い
- だけど、コロナ禍対策はもっともっと重要
- それに、大阪万博とのシナジー効果も狙える
- よって東京五輪は2025年に再延期すべきだった
- 今さら仕方ない。とにかく無事に東京五輪を成し遂げて良かった
- 金メダル27個獲得した日本選手団、誠にお疲れ様!
- 引き続き政府も東京都も、感染防止に力を尽くせ
東京五輪は2025年に再延期すべきだった コロナ禍の回避&万博とのシナジーのため |
今回の東京五輪は、オリンピック史上一番難しい大会でしたね。
未だにコロナウイルスは収まっていません。それところが、感染力がもっと強いデルタ株が猛威をふるっています。
また、日本の夏は世界一暑く苦しいことで有名です。それに加えて地球温暖化の影響で今年の夏はもっと暑いです。
終りが見えないコロナ禍、次から次へと出てきた不祥事、そして地獄のような夏。
正直に、2021年開催に固執するのはちょっと苦しかったかも知れません。
東京五輪は2025年に延期したほうが良かったのでは?コロナ対策、そして大阪万博とのシナジーのため
もちろん、あんなに苦労して勝ち取った開催権を返上するなんてありえません。
だからといって、あくまで2021年開催に拘ったのもまずかったでしょう。
だからこそ2025年にまで再延期した方が良かったかも知れません。
もちろん、五輪を延期すると多くの追加費用が発生します。
たった1年延期しただけで2940億円の費用が発生しました。
さらに何年も延期すると、より多くの損失が出るでしょう。
また、アスリートにとって4年の空白期間は結構長いです。
(政治家とか文学作家などと違い)運動選手はピーク年齢が早いですから、たった4年の空白だけで選手自らの身体能力が損なわれる恐れがあります。
選手によっては参加を諦めて、後輩に五輪参加の機会を譲らなければならないこともあります。
アスリートにとって4年の空白は、確かに大きな損失です。
しかし今回はコロナ禍という異常状態の中です。(しかも伝染力が超ヤバい「デルタ株」が大流行中ですぞ!)
このコロナ禍による被害を最小化しつつ無事に東京五輪を成し遂げるためなら、追加費用とか選手たちの体力の衰えなどごく小さな問題でしかありません。
それに2025年は大阪万博が開催される年です。
大阪万博の期間中に東京五輪を開催すると、同時興行によるシナジー効果で両イベントをより大きく盛り上げることができたはずです。
コロナ禍の回避、および大阪万博とのシナジー効果まで考えると、2025年開催が正解だったかも知れません。
ただ、現実では2021年開催がそのまま強行されました。残念です。
とにかく閉幕まで無事に成し遂げて良かった… そして良い成績を収めた日本選手団
でも色んな騒動があったにも関わらず、一応五輪閉幕まで無事に成し遂げることができてよかったと思います。
そして日本選手団は今回もとても良い成績を残すことができました。
念願の1位にこそ届かなかったものの、金メダルを27個も獲得し、3位になりました。日本選手団の皆様、本当にお疲れさまでした!次のパリ五輪でも頑張りましょう!
(ちなみに1位はアメリカです。五輪後半まで中国が1位になるかと思いきや、最後の最後でアメリカがまさかの逆転を果たして1位になりました)
五輪は終わったものの、コロナ禍は相変わらず現在進行中です。
そして24日からパラリンピックもあります。
日本政府も東京都も、引き続きコロナ対策に力を尽くしてください。