シーズン1、島津編 - 目次へ
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早いうちに九州を平定して、出雲にまで足がかりを確保した島津家。
彼らの目の前を、宿敵の細川が立ちふさがる。
そして、足利が将軍位の座に居座り続ける限り、日本列島はいつまでも真の平穏を取り戻せないだろう…
果たして薩摩隼人立ちは、宿敵の細川と、名ばかりの将軍足利を倒して、日本をまた一つにまとめ上げることができるだろうか?
第2話まとめ:
- 西日本は島津が統一、細川は滅亡あるのみ
- 第二次戦国時代、キター!
- 足利を北海道に閉じ込めてタコ殴りした
- 島津幕府の成立、日本統一へ
- 非国民の足利も滅亡あるのみ
- 新しい敵:明帝国
迫ってくる足利の魔の手
島津は無事に本州での足がかりまで確保しました。
だが、これで一安心…とはいきません。
足利が手当たりしだいにお金をばら撒きながら、大名を続々と合併しだしてます。
でも天下が足利のものになってしまうまではまだ時間があります。
慌てて急ぐまではないでしょう。
島津家の本拠地、薩摩もそろそろルネサンスが発生するほど十分に開発されているはずです。
はし、発生しました。
プロビの数がまだそれほど多くないし、
今の所、アジアで一番大都会な薩摩を除けば、残りのプロビはたいして開発されてないですから、格安で受容することができました。
回りが敵しかいなさそうな戦国の世。
だがそんな中でも、味方はいました。上杉家です。
東日本一帯で勢力を拡大している上杉も、足利に対する独立欲求が高いです。
うまく上杉と連携して、足利の本拠地京都を挟み撃ちすべきです。
「幸いなる我が家来どもよ、汝らに参勤交代を命じる」
前回のように、足利将軍が臨時税を取り立てないか心配だったんですが…
でも今回の足利は、薩摩の町についてはノータッチでした。
それにしても、外交関係を上限いっぱいまで持っている状態で、この参勤交代を食らうと地味にイラッとしますね。
外交関係枠が一つ減らされた分、外交点を余計に消費してしまいますから。
突如として、将軍はアイヌに宣戦しました。
「蝦夷地もわが日本の境域である。
幸いなる我が家来どもよ。いざ兵を用いて蝦夷地に挺身し給え!」
北海道はもちろん日本の領土です。
だが足利家の日本ではなく、島津家の日本の領土たるべきでしょう。
北海道征伐はあっさり終わって、道央地方は将軍領になりました。
そしてまた大名一つを貪り食った足利。
我らが島津家まで併呑するつもりなのか、こちらにもお金をばらまく足利。
「幸いなる我が家来、島津よ。遠慮せずにこのお土産を受け取り給え」
だが足利からのそのお土産に、真心は全く込められていませんでした。
「早かれ遅かれ打倒すべき足利。
でもとりあえずこのお金は有り難く使わせていただくぞ。
この100ドゥカートは、工房を立てるために使いました。
Splenderポイントが溜まったので、時代スキルを一つ選びます。
やはりAge of Discovery(発見の時代)においては、戦争税の軍事点が全くかからない「Improved War Taxes」が一番ですね。
DLC「Mandate of Heaven」(以下MoH)を導入すると、このように時代システムが有効化されます。
毎月発生するSplender(栄光)ポイントが800貯まると、その時代限定のパッシブスキルを一つ選ぶことができます。
今は発見の時代ですが、もちろん時代が変わると、それまで選んだ時代スキルはなくなります。
Splenderポイントは基本的に毎月一つずつ貯まって、追加に時代目標を一つ達成することに追加で2ポイントずつ貯まります。
今回は時代目標を2つも(ルネサンス受容、大都市の建設(開発度32以上))達成したおかげで、Splenderポイントが早く貯まりました。
金額は足利のよりは少なかったんですが、でもありがたい。
「幸いなる我が家来どもよ。汝らは今度は満州に出兵せよ」
建州と同盟関係にある足利将軍は、満州にも片足を突っ込んでいました。
(お前一人でやれ。満州出兵なんか…)
そして建州・足利連合軍の無慈悲な侵攻を受ける野人
野人との戦が終わったと思ったら、建州が満州国を建てました。
足利が北海道へ満州へ走り回っている間に、手をこまねいて見てるわけにはいきません。
こちらはこちらで足利を政権の座から追い出す準備をしなきゃなりません。
細川、今こそ倒すべし
そろそろ細川を討つタイミングです。
小賢しい島津なんぞ、返り討ちじゃ!」
残念ながら島津の同盟国は、どれもこの戦には関われないようです。
信義に厚いはずの上杉さえも。
その代わりに細川側も、今川の協力を得られません。
土岐の分離主義反軍が湧いてますから。
「今川は、美濃国から出ていけ!
関が原は、我らが土岐のものである!」
「だれか たすけて」
よって、細川と一対一タイマンになります。
「たかが出雲大社もっているくらいで、調子に乗るんじゃねえよ。
けしからん!攻め落としてやる!」
あくまで強がっている細川は、出雲の頑丈な橋頭堡を攻囲しているものの…
それより先に落ちたのは、細川の本拠地である大阪でした。
「なんでやねん」
そして海の戦いでもあっさり蹴散らされる細川でした。
「ああああ!こんな雑魚どもにボロクソ負けるなんで…
お前許さんぞ!島津ばかり勝ちやがって!グギィィィ!」
そもそも戦果を見れば、誰が雑魚なのかわかるでしょうね。バカ殿。
細川領への侵攻が順調に行われている間に、ADM技術レベルが5に達しました。
これで1番目のアイデアグループが選択できます。
まだ日本の分裂状態は終わってませんが、日本国内だけに目が囚われちゃいけません。
そろそろ世界へも目を向ける準備をすべきでしょう。
故に…
探検(Exploration)を選びました。
探検アイデアグループは、読んで字の如く未探査地域を探検するためのアイデアです。
おまけに、海軍扶養限界を20%上げる効果もあります。
(海運(Maritime)アイデアグループほど多くではないですが)より大規模な海軍を持てるわけです。
…そして細川討伐戦は続きます。
「八百万の神々集う、この出雲の地こそ貴様らの墓場となるのだ!」
哀れにも出雲要塞にしがみついていた細川の部隊は…
当然のごとく敗北しました。
島津の圧勝です。
そろそろ細川の領地を併呑するときが来ました。
前回言いましたように、大名がプロビを10個以上持っていると…
将軍側から「改易(Annex Vassal)」開戦事由が解禁されてしまいます。
改易にあっても対抗できるように、プロビをあと一個…ではなく、大胆に多くもぎ取って国力を一気に拡張したほうが良いです。
よって…
一気に身ぐるみ剥がしてやりました。
「あああああああああああああああ!!」
「バカ殿くん、どうしたんだ?いきなり大声出して?」
一時は一大勢力を誇っていた細川ですが…
今は島津の活躍によって、2プロビ雑魚大名へと転落しました。
「不忠なる逆賊、島津よ!汝の不届きな蛮行は、決して許されざるであろう!(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)」
案の定、足利が激おこプンプン丸してますね。
ほならね、自分の領地に湧いた一揆からなんとかしろって話でしょう?
「徳のない不届き者の足利こそ、将軍の座から早く降りろ!」
そして無能将軍、怒りの大名飽食です。
「第二次戦国時代」勃発!北海道に閉じ込められた足利
九州の南果てから浪速の町まで… 西日本をほぼ全て制覇した島津。
そして天下分け目の天王山を超える時は、突如として訪れました。
それは足利による二番目の北海道征伐の時でした。
足利がせっかく手に入れた道央地方は、分離主義反軍によって再びアイヌ領に寝返りました。
そしてそれにブチ切れた足利の軍勢は、再び北海道になだれ込みます。
そして当然のごとく勝利を収めて、なんとアイヌを属国化した足利軍。
だが、これが足利の運の尽きでした。
勝利にうぬぼれた足利の軍隊は、このまま北海道に孤立して尽き果てる運命だとは知る由もなかったでしょう。
足利は一応島津の宗主国ですから、下剋上を起こすと、大幅な安定度低下が発生してしまいます。
だけど、今は安定度回復のための行政点を貯める時間がありません。
機会は今しかありません。
それでは…
第二次戦国時代勃発キタ――(゚∀゚)――!!
各地から同時多発的に交戦が行われているのを見ると、これぞまさに第二次戦国時代な感じですね。
「悪いが、足利貴様にはもはや将軍としての資格はない。
いち早く将軍の座から降りるが良い」
島津には、上杉まで合わせて3つの大名がついています。
下剋上の前にあらかじめ同盟を結んでおきましたから、島津と一緒に下剋上に参加してくれたのです。
一方、島津と同盟関係のない大名は、自動的に足利の味方になってますが…
残念ながら足利の味方は、散々ボコられて弱体化した細川と、さっき属国になったばかりのアイヌだけでした。
「あああああああああああああああ!!」
「あああああああああああああああ!!」
程なくして京都が島津の手に落ちたのは言うまでもないでしょう。
本来ならまず行政点をじっくりためてから下剋上を挑みたかったんですが、
足利を打つ機会が、よりによってあのタイミングで訪れたんですから…
そのせいで安定度がマイナスになってしまいました。
倒幕戦争の傍ら、探検グループの1番目アイデアを取得しました。
この戦争が終わったら結婚……ではなく、霧に覆われている未探検地域を探査しましょう。
一瞬にして本州の足利領はすべて占領しました。
北海道に残っている足利陸軍は、島津の艦隊が津軽海峡で海上封鎖しているため、本州へ渡ることができません。
足利軍は、試練の大地北海道で敗北を待つのみです。
彗星が降っても、足利打倒は止まらない
しかしここで思わぬアクシデントが起こりました。
ただでさえ安定度がマイナスなのに、さらに追い打ちをかけるように…
彗星イベントが起こりました。
はい。EU4名物の一つ、彗星イベントです。
選択肢で何を選んでも、必ず安定度が1下がる、鬱陶しいネタイベントです。
またよりによってこんなタイミングかよ。
これで安定度をプラスに持っていくまで、余計に行政点がかかるようになりました。
だがここで怯む島津軍ではありません。
海上封鎖を解こうとする足利艦隊ですが、島津海軍の前ではあまりにも非力です。
敗色濃厚な戦況を覆そうと陸で海で暴れまわる足利ですが…
島津の軍勢に蹴散らされるばかりの足利には敗北しか残ってません。
そして戦勝点100%で、ついに足利を引きずり下ろすことに成功しました。
だがここで地味ながら、けっこう痛いミスをしてしまいました。
それは、細川をこの場で完全合併しなかったことです。足利の領地をもぎ取ることばかりに気を取られて…
そもそも大名などの属国を外交併合するためには、友好度を190まで引き上げる必要がありますが…
これまで島津に対するヘイトが貯まりにも貯まった細川を今更なだめても、すぐに友好度が190まで上がるわけがありません。
そしてその分、日本の完全統一は遅れます。
島津幕府
ついに足利の牙城、京都は完全に島津の手に落ちました。
そして引きずり降ろされた足利の代わりに、島津が将軍位に就きました。
もと将軍であった足利は、今や将軍どころか大名ですらありません。
単なる「非国民」でしかありません。
将軍位から追い出されたのもみっともないのに、
朝鮮にまでも睨まれていますね、足利は。
しかしここで油断してはなりません。
島津の将軍就任と同時に、中国大陸の明がこちらをライバル認定しました。
「お前が日本の新たなる将軍、島津か?
我が明帝国をあまりにも見くびらないほうが良い」
そう、敵がいるのは日本列島内だけじゃありません。
海の向こうにも敵が存在していることを、島津はこの日、改めて思い知らされました。
上杉が10プロビ以上を確保したせいで、改易CBが有効化しました。
しかし、それまでの友好関係を破って、上杉に宣戦したくはありません。
上杉の方は、外交併合しようと思います。
「やーい、お前が新将軍かい?あっかんべーだ!」
そして満州まで島津をライバル視しはじめました。
日本は一つだ!独立でなんぞや
「殿、拙者は殿に仕えてほしい候。領地をご頂戴」
「島津殿、拙者にも領地をくだされ!」
将軍についた島津に対して、領地を要求する大名たちが次々と現れました。
もちろん奴らの要求をすべて突っぱねました。
すべての大名を統合して、統一日本を建設するのが目標なのに、
その逆を行うなど、全く論外ですね。
「おい、島津!俺に領地をよこせ!」
毛利の要求を拒否すると…
反乱軍がわきました。
こんなに言う事聞かない連中には、鉄拳制裁しかありませんね。
将軍についてから10年が過ぎ、上杉を外交併合する時が来ました。
1509年までは併合完了すると記されていましが、もっと併合を早めたいと思います。
それで、将軍スキルの参勤交代を使いました。
大名たちの外交関係枠を一つ減らす代わりに、こちらの外交評判を3上げるスキルです。
外交評判が上がったおかげで、上杉をより早く併合することができるでしょう。
ただし外交評判は、1ヶ月あたりに投入する外交点の数と連動しています。
(外交評判そのもので属国の併合コストが減るわけじゃありません)
よって、大名の併合スピードは上がるものの、その代償として1ヶ月あたりにより多くの外交点が投入されるのです。
一方、さっきまでこちらをライバル認定するほど勢いの良かった満州は、
あっという間にばらばらになりましたね。
諸行無常ですな。
さっきの参勤交代による外交評判ドーピングによって、上杉の併合が1506年までと早まりました。
上杉を併合… そして「非国民」足利を掃討
西暦1500年。探検の時代が終わり…
宗教改革の時代になりました。
これで今までの時代スキルはなくなりました。また新たにSplenderを集めて改めて時代スキルを取るべきです。
この新たなる時代に、元将軍の足利は何をしているかな?
非国民の足利は、島津幕府によって絶賛「粛清」されています。
「やめてくださいもう死んでしまいますよ!」
容赦はしません。
そしてついに上杉を合併しました。
東日本一帯で大きな勢力を誇っていた上杉を併呑したおかげで…
日本列島の大半が島津の領域になりました。
一部の不届き者どもを除く日本全土が、島津の旗印のもと一致団結したのです。
「いかがある。我は日本國の武士道の信仰者、北条時宗」
「おいなんだ、違いゲームだろう!
ここはEU4プレイ日記だぞ!さっさとCivilizationの世界へ帰れ!」
ご丁寧に元のCivilization 6の世界に送り返してやりました。
「體、心、魂を鍛へむ者武士道なり。爾の民は、焉にてそれを為さむや。」
「誠にそのとおりである。ただ貴様はなぜ、この場でこんなことを言っておるのか」
「そうよそうよ。何言ってるんだお前は?Civ6の世界に戻れ!」
統一に向かいつつある日本、そして外なる敵
島津政権のもと、安定を取り戻しつつある日本。
その一方、隣国も勢力を拡大しています。
満州が再びバラバラになったすきを突いて、朝鮮が一気に満州方面へ勢を伸ばしました。
それでも、朝鮮の総開発度は、見かけよりはけっこう低いです。(250前後)
むしろ島津領のほうが大国です。(総開発度400以上)
領土が見かけ上で大きく見えるだけじゃ、あんまり意味がないというわけです。
そして足利、細川以外に残った大名を併合して…
ADM技術レベルが7に達しました。
これで2番目のアイデアグループが選べます。
経済(Economy)を2番目のグループとして選びました。
経済グループは、国の経済基盤を堅実に整うためのアイデアです。
建物の建設費用とプロビの開発費用が安くなり、生産効率も上がり、インフレ率も抑えられるなどの効果があります。
そもそもどんな国であれ「ヒト・モノ・カネ」は常に大事ですね。小国でも大国でも。
そのため、ヒト・モノ・カネに深く関わって、国家の経済を盤石にするこの「経済」アイデアは、どんな場合でもうまく活用できる万能なアイデアグループだと思います。
そして外交点が貯まったので、「探検」の2番目アイデアを取って、植民官を一人獲得しました。
これで空き地に植民可能になりました。
島津幕府の最初の植民地は、台南です。
不断の努力によって、島津幕府は既知の世界で4位の大国となりました。
非国民の足利、細川の開発度まで合わせると、
デリーを超えて、アジア3位にまで浮上するでしょう。
もちろん島津幕府の台頭を、よその国がただ見ているだけではありませんでした。
島津をライバル指定した明は、続いて禁輸措置も取ってしまいました。
明帝国による一連の行動は、明らかに敵意むき出しです。
明との衝突はもはや避けられません。
日本を平定したばかりの島津。
だがその次の敵は海の向こうに存在します。
将軍位についたばかりの島津は、迫りゆく明の脅威をうまく対処できるでしょうか?
次回、「迫ってくる明帝国の影… 薩摩艦隊、まさかのピンチ! 」もお楽しみください!
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