2019年11月18日月曜日

【EU4 島津編】第3話:迫ってくる明帝国の影… 薩摩艦隊、まさかのピンチ【日本の巻:シーズン1】


前回:第2話:第二次戦国時代! 薩摩隼人、足利を倒す!

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島津…そうして島津家は日本の戦乱を平らげ、新たに将軍の座についた。

だが、敵は海の向こうにもあった。
東アジア大陸の超大国として君臨する明帝国である。

幾つも戦を乗り越えてきた島津軍… だが、次に相手は強大な明帝国である。

…果たして島津幕府は明からの侵略を食い止めることができるだろうか?
水際から明の上陸を食い止めるはずの島津艦隊だが…水兵の間で動揺が広がっている…


第3話まとめ:

  • 明の科学力は世界一。そんな明が攻めてきた
  • 島津海軍、まさかの壊滅?



「ほぼ」一つになった日本列島


「もと将軍」の足利…ですが、もはやかつての面影はまったく残ってません。
東北で3プロビだけが、足利領地の全部です。




足利「おのれ、島津め!
わしが再び将軍の座に返り咲く日が来たら、お前はただではすまんぞ!」

従属大名ですらない、非国民の足利のくせに、そんな力ありますかね。



細川との友好度はけっこう回復しましたが、まだまだ外交合併できるほどまでは届いてませんね。

長年の敵対関係に加えて、攻撃的拡張、他の大名を外交合併しまくったことによるペナルティなどをもろに受けましたから。

細川

「べ…別にあんさんが好きなわけじゃないから!(ツンデレのつもり)」



島津汝は一日も早くこちらに合併されるのが身のためぞ。



あぁ… あのとき、細川を完全合併すべきだったものを…
うp主のちょうとしたミスでした。


とりあえず、細川以外に最後に残っている南部を併合しました。



EU4「神社参りしますか?神社参りしますか?神社参りしますか?神社参



島津「一体何度聞かねば気が済むんだ!!我は忙しい身だぞ!
二度と聞くんのではない!」



神社参りイベント。
受諾すると、お金を払う代わりに威信を得られます。
拒否すると、威信・正統性が若干減る代わりに、行政点を50得られます。

日本(正確には「神道が国教の国」)でプレイするとよく出てくるランダムイベントです。

妙にうんざりするほど頻繁に出てきますよ、この神社参りイベントって。

よっぽど正統性の低さに苦しんで無い限り…
いや、上記の絵のように正統性が低くても、大体は拒否して行政点を得るほうが良いでしょう。




明「俺のものは俺のもの
お前のものも俺のもの、アル!」

明のスパイが日本で見つかりました。こちらの領土に請求権を捏造しようとしてバレたのです。

もはや明の侵攻は避けられないしょうか。

そして…


明の科学力は世界一ぃぃぃぃ!





明「明帝国の科学力は世界一アル!」




現在のところ、明の技術レベルはずば抜けて高いです。

マップモードをテクノロジーにすると…
明だけが目が痛くなるほどのけばけばしい緑の蛍光色になっています。


足利「目が!目がァァァァ!」



EU4「うるせぇんだお前!バルス!」






明の科学力の前で目が潰された足利は…
島津の軍勢によって速攻でその存在が潰されました。めでたしめでたし。

足利「無念!」




足利が消えた後、市民階級から重装船を徴発して海軍力を拡張します。


そしてさらに重装船を生産するために、海軍扶養限界を「無駄に占拠している」ガレー船を解体しましたが…

だがこれもまたうp主による判断ミスでした。
そもそも「日本近海」で、ガレー船を「無駄」と判断した時点で…

重装船はあくまで「内海でない海域」を得意とし、
「内海」では、むしろガレー船の方が力を発揮します。

その事実を過小評価したうp主の判断は、前回の細川未併合なみの「地味に痛い」ミスでしたね。



明が軍量アイデアを選びました。

ただでさえ量的に多い明の軍隊なのに、さらに恐ろしいほど多くの軍勢を拝める羽目になりました。

まあ、それでも日本は海に囲まれてますから、海軍さえ持ちこたえてくれれば攻め込まれる心配は無いはずですが…


明の侵攻… そして島津艦隊、まさかの全滅?



そして予定通り、明が攻めてきました。

明の侵攻目標は、まだ植民中の台南です。



緒戦では、島津海軍が一応勝ちました。
これで引き続き島津艦隊が明の船団を食い止めてくれればいいですが…

だがその次の瞬間、悲劇が訪れました。




緒戦の勝利で少しうぬぼれていた島津艦隊は
すぐさま近づいてきた明のガレー船の群れにたちまち囲まれて
敗北を味わうことになりました。

かろうじて逃げ出した島津海軍でしたが…




対馬海峡まで乗り込んできた明海軍によって結局壊滅的な打撃を受けました。


明「おらおら、どうしたんだ?日本って海洋国家じゃなかったのかよ?
海戦が得意なはずだろう?なんてこんなに雑魚なんた?」

島津「ぐぬぬぬぬ」




もちろん目がチカチカするほどの技術力の差もありますが…
それより近海におけるガレー船の能力を過小評価するミスのほうが大きかったんです。

あんな判断ミスさえなければ、こんな大惨事にはならなかったはずなのに…



仕方なく陸戦を挑むしかありません。

明の艦隊が持ち場を離れているすきを突いて、なんとか陸軍兵力を台湾に上陸させることができました。





しかし何度もしつこく台湾に上陸しようとする明です。

いくら明の陸軍を撃退しても、次から次へと執拗に兵力を送り込んでします。
幸い、向こうも輸送船が不足してますから、一度に大兵力を揚陸できなずにいるんですけど…

でもこのままじゃ台湾にある島津陸軍は全滅してしまいます。


戦勝点では島津のほうが勝ってますが…
開戦から時間がそれほど過ぎて無いですから、こちらが有利に講和することは難しいです。

でも陸軍まで全滅して、防御目標の台南まで取られてほしくありません… だから


せっせと賠償金を支払ってそそくさに終戦しました。

明「ちっ、しぶとい奴アル。台湾は落とせないのか…
まあいいアル。とにかく賠償金ありがとう。また来るアル」




幸いにも領土は守り抜きました。
でも…借金が残りました。

明海軍によってボコスカにやられ、借金まで背負わされる屈辱を味わった島津幕府…
だがここでくじける島津ではありません。

次回、「蘇った島津艦隊…そして薩摩隼人、菊の御旗を空高く掲げる」もお楽しみください。


おまけ:外洋では重装船、内海ではガレー船


EU4では、もちろん重装船の威力は絶対的なものです。
でも無敵ではありませんね。

一番大きい欠点は、戦闘幅を3つも占めている点です。

即ち(戦闘幅を1つしか占めてない)他の小さい船を、同時に3隻も相手しなければならないという点です。

それでも戦闘力も低く内海補正もない軽装船、輸送船を相手したり、
外洋でガレー船を相手するときは、大して問題になりません。

問題はその「ガレー船」を、「内海」で相手するときです。
ガレー船は内海で、戦闘力が2倍もなる補正があります。

通常なら、重装船1隻はガレー船を同時に3隻相手するのですが…
内海では、重装船1隻は同時にガレー船を6隻も相手するようなものです。

即ち内海で敵の艦隊を相手するには、こちらが十分にガレー船を用意するか、
あるいは、敵のガレー船が力が発揮できないように外洋にうまく誘い込む必要が生じます。

ちなみに、その「ガレー船が幅を利かす」内海がどこかといえば

  • 日本近海(ただし東北地方の太平洋側、北海道東部の沿岸は除外)
  • 東アジア沿岸、オホーツク海
  • 地中海、黒海(南ヨーロッパ)
  • バルト海(北ヨーロッパ)
  • 紅海、ペルシア湾(アラビア半島)

になります。


EU4の地形図。明るい空色が内海、ここでガレー船を活用しよう

(ソース:EU4 公式wiki https://eu4.paradoxwikis.com/Land_warfare)

このマップは、EU4の地形図ですが…
ここで明るい空色で記された海域は、すべて内海になります。
この地図を参考にして、うまく重装船とガレーを使い分けましょう。

ちなみに新大陸(南北アメリカ、オーストラリア)では内海がありません。


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