タリバンの旗、結局再びアフガンではためく… 一体何のための「20年戦争」だったのか… 画像の引用元:Business Insider (リンク先参照) |
20年に及ぶ戦いも虚しく、アフガンは結局タリバンによって再び掌握されました。
2001年(平成13年)9月11日、アメリカで同時多発テロが発生しました。犯人はアルカイダの頭目「オサマ・ビンラディン」です。
アルカイダのテロに対する報復として、アメリカはアフガンに派兵しました。
テロ組織のアルカイダと連携していたタリバン政権は、アメリカの攻撃によって「一旦」崩壊しました。
ビンラディン本人を含めてアルカイダ幹部は多く除去されました。
…そして20年に及ぶ戦いの果に得たのは?…タリバンの復活、そしてアフガン再掌握です。
今年、アメリカ軍は撤退しました。すぐさまタリバンが息を吹き返して、せっかく建てられた民主的な政府を滅ぼし、再び政権を掌握しました。…一体何のための「20年戦争」だったんでしょう?これでアフガンは元の木阿弥です。
今年、ミャンマーでクーデターが起きて民主政は崩壊し軍部が政権を掌握しました。(ただし、クーデター以前もミャンマーの民主主義は不完全だったんですが…)
そしてそのミャンマーの次に自由が失われた国が、アフガンです。
これで終わりでなく、また民主主義が崩壊する国が次々と出るかも知れません。
これはバイデン政権の判断ミスです。アフガンから無理に撤退したのは。
バイデンせいで、アフガンだけでなく他のアメリカの同盟国も次々と脱落するのではないかと心配になります。
ぜひともタリバンが再び崩壊し、アフガン国民が自由を取り戻すことを願います。
そしてタリバン政権の復活を招いた、バイデンの弱腰な行動は許されません。