シーズン1、島津編 - 目次へ
EU4プレイ日記:日本の巻 - 全シーズン一覧へ
明の侵攻によって一度は壊滅状態に陥ってしまった島津海軍…
だがここでくじけるわけにはいかない。
明の次なる侵攻に備えて島津幕府は一日も早く海軍力を再建しなければならない。
そもそも海洋国家である日本なのに、海戦に弱いなんて以ての外である。
一日も早く艦隊を再建しなければならない。いずれまた来たるべき戦に備えて…
第4話まとめ:
- 島津海軍は蘇る、何度でも
- 二度と明海軍に負けるまい
- 朝鮮はサンドバッグ
- 1555年、日本の正式な統一(史実の江戸幕府成立より54年早い!)
艦隊再建
一度は壊滅的な打撃を受けてほぼ全滅していた島津幕府の海軍ですが…
急ピッチで艦隊を再建しました。
それは世界有数の大国、日本の経済力のおかげでした。
現在の日本(島津幕府)は、総開発度500の、世界5位の経済大国です。
先の戦争の賠償金によって発生した借金も、早いうちに返しました。
そして重装船を15隻ほど確保して、ミッションも達成しました。
島津幕府がそう遠くないうちに再び来るべき明との戦に備えている間に…
どうやら琉球国の様子がちょっと妙です。
なんと琉球は、島津幕府と明の両方と同盟を結んでいました。
「どう見ても二股です、本当にありがとうございます」
「お黙りなされ。お主はその口を慎むが良い」
「琉球よ、そなたは我々だけでなく明とも同盟を結んでいると聞いておる。いざという時に、我々を裏切って明のにつくおつもりか?」
「滅相もございません!どうして我々の平和と安全を固くお守りくださるそなたを裏切れるでしょうか」
「…宜しい。近いうちに我々はまた明帝国と一戦を交えるかもしれん。その時が来たら、そなたは愚かな真似をしない方が良いと言っておく」
ちなみに史実では、1609年、薩摩藩が琉球王国に侵攻して、同国を属国化させました。
この時に、奄美群島は薩摩の直轄地として合併されました。
だけど、このプレイではそんな荒いやり方で沖縄を確保しません。
だって、より平和的な方法で、しかも史実よりも一早く合併できますから。
…琉球のほうが先に裏切って明につかない限りですね。
そして2番目のInstitution「植民主義」を受容しました。
(本来なら、真の1番目のInstitution「封建主義」から数えて、植民主義は3番目になるはずですが…
でもその「封建主義」は、大体の文明国(欧州はもちろん、日本など東アジア諸国も)は1444年GC開始時点ですでに受容済みになっています。
このプレイ日記では(アメリカ先住民など、封建主義を受容してない国家としてプレイしないなら)ルネサンスを1番目、植民主義を2番目のInstitutionとして数えます)
一方、インド洋の方では、ピラミッドの国からきた人々が植民してきます。
「よろしくニキ。あなたにピラミッドと唯一神のご加護があらんことを!」
是非ともマムルークが、我が日本の植民事業に邪魔にならないでほしいです。
さもないと、このマムルークの連中が建てた植民地を武力で奪ってやりますから。
気がついたら、明との休戦期間は終わりました。
そして休戦明けからそう遠くないうちに、明との再戦は、予想通り早くもやってきました。
再び攻めてくる明帝国
予定調和的に、明が宣戦して来ました。
「もう悪いことは言わないから、今のうちに台湾をさっさと寄越しなさい。
さもなければ貴様らの国を丸ごと頂戴するぞ!」
「お主に渡す土地など一欠片も無いと心しておるが良い!」
前回は危うく全滅の危機にさらされた島津幕府の艦隊ですが…
十分な数の船が揃っている今は、もう負けるはずがありません。
(でもせっかく内海だから、こちらも重装船だけでなくガレー船も多く用意しとけばもっと良かったのに…)
しかも向こうは、戦闘力が弱い輸送船を多く抱えたまま戦闘に挑む愚を犯しました。
明の艦隊は、長江流域で撃破されました。
「将軍、我々もお主の側に立つぞ。
もう二度と明の味方はしないと誓う」
明につくことなく、ちゃんとこっち側として参戦してくれました。
全く懲りずまた台湾上陸を敢行する明軍。
でもいくら執拗に攻め込もうとしても、失敗するのは火を見るより明らかです。
今度はこちらが制海権を握っていますから。
しかし、ここで思わぬアクシデントが起こりました。
現将軍が突如としてこの世を去ったのです。
よりによって戦争真っ最中で…
それでもこの将軍の死は、戦局に何の影響も与えませんでした。
勇敢な島津艦隊は、三度上陸をしようとする明海軍を、再び台湾海峡で粉砕しました。
そして後継者が15歳になって、新たに将軍の座に就きました。
しかしここでまたもやアクシデントが…
「貴様ごときが将軍位に就く資格は無い!
大人しく将軍の座を明け渡せ!」
新将軍トモヒサ(多分、15世紀に実存した島津友久とは別人)の就任を良しとしないグループが反乱を起こしました。
今戦争中なのに…全く空気も読まない連中でしょうね。
権力欲に目がくらんで反乱を起こしたこいつらは、もちろん瞬殺されました。
東アジア大陸は全て敵!よってあっちこっち攻め込め!
明に対する戦勝点も十分貯まっています。
もうそろそろ明と講話を結ぶ時も遠くありません。ですから…
朝鮮に宣戦布告します。
「我、ここに戦を宣す」
「しゃ…謝罪と賠償を…!(涙目)」
朝鮮はもちろん明の朝貢国です。通常なら、明が参戦してきますが…
でもこの場合、島津は既に明との戦争中です。
よってこの状態で朝鮮に宣戦しても、改めて明が朝鮮側に参戦することはありません。
あとは明と講話を結んでさえすれば、邪魔されることなく好き勝手に朝鮮を蹂躙できるわけです。
幾度も実戦で鍛えられた島津海軍に、朝鮮の水軍のなど相手にもなりませんでした。
「でもうちには亀甲船があるぞ!」
「え?亀甲船?
ああ、怖えな(棒)泣く子も黙る、天下無敵の亀甲船、恐ろしい(笑)
そんな無敵の軍艦がほんとに朝鮮にあるなら、さっさと出して見ぃ!」
外交マップを開いて見ると… なんと、東アジアがすべて赤く染まっています。
(まだ明とは講和を結んでません)
こうして見るとなんか…東アジア全体とガチ喧嘩できる日本ってすごく見えますね。
朝鮮との戦争はまだ始まったばかりなのに…
大胆不敵に野人にも攻め込みます。樺太
そしていよいよ明との講和です。
「馬鹿な明くん、また賠償金ありがとう!3000ドゥカートうめぇな!
また来ていっぱい貢いてね!」
「ぐぬぬぬぬ… 次こそ必ずお前らを…!」
台湾をとる目的をまたも達成できずに、再びお金だけ取られる哀れな明帝国でした。
「お前らにピラミッドとファラオの呪いあれ!」
さっきからインド洋あたりでコソコソと植民してきたマムルークが、突如として島津をライバルしてしました。
でもこのピラミッド野郎は、今のところ大して脅威にならないですから、ほっときましょう。
朝鮮、野人との戦争はそっちのけで
またもや大胆不敵に、インド洋の小国、モルディブに侵攻します。
しばらくは明の脅威も無いですから、安心してあっちこっちへ侵略できます。
同時に3つの
戦争に明け暮れている傍ら…
探検、経済のアイデアグループはそろそろコンプに向かっていました。
そして島津の3番目NI、「三州統一」(生産効率+10%)を取得しました。
これによって島津幕府の経済もさらに底上げされました。
そのあと続く4番目(釣り野伏、規律+5%)
5番目のNI(種子島、陸軍射撃ダメージ+10% )
そして宿願(税収+10%)まで…
島津のNIは何一つ捨てるべきものが無いのです。
織田のNIと並んで、あえて日本NIに乗り換える必要が薄いのが、この島津NIです。
そもそも樺太は、阿倍比羅夫の粛慎征伐のときから日本と縁深い土地であって…
昔ながら日本の「正統な領土」…なはずです。たぶん。おそらく。
よってどこの馬の骨ともわかなんい野人が占拠していた樺太は、
無事に島津幕府のもとに「復帰」することができました。
樺太問題も片付けたから、早速モルディブも形付けましょう。
こんなちっちゃいな離島など一瞬で征服できる…はずですが…
あいにく、モルディブ侵攻軍の指揮官は虚弱体質だったようです。
まともに交戦もしてないのに、指揮官が勝手に病死しました。
とんでもないモヤシ野郎です。
このまま指揮官なしに上陸を強行してもいいですが、念の為…
すぐ近くにある植民済みの島に引き返して、改めて指揮官を任命して再上陸しました。
インド洋の真ん中にある交通の要衝を、マムルークにかっさらわれることなく先に確保しておいて良かったんですね。
そして一瞬にしてモルディブは、めでたく島津の領土に加わりました。
何度も搾取される朝鮮半島
モルディブも野人も轟沈しました
残ったのは朝鮮のみです。
「朝鮮に謝罪と賠償を要求する」
「それはこっちのセリフだ!」
少なくない賠償金と済州島を朝鮮からもぎ取って「一旦」講和を結びました。
「ああ、我が御主人様、島津将軍様!
これからずっと御主人様にお仕えましゅ!」
足利幕府の時、幾度も島津と衝突を繰り返してきた細川…
長い時を経て、ようやく島津幕府の従順な下僕へと飼い慣らされました。
細川の忠誠度も190を超えたので、外交合併します。
その一方、朝鮮を牽制する目的で、ちょうど朝鮮と対立している海西(Haixi)に同盟を結んでみました。すると…
なんと…すぐさま海西が、朝鮮との戦争への参戦要請を申し込んできました。
「一旦」朝鮮と講和を結んで休戦期間が残っていますが、構いません。
休戦破りによるペナルティも、この場合は無いですから…
当然ながら引き受けますね。
「おいちょっと待て!これ反則だろう!」
そんな朝鮮の抗議の声に聞く耳を持つ者はいるはずもなく…
海西との同盟を口実にして、島津の軍勢はもう一度無慈悲にも朝鮮半島に雪崩れ込みます。
そしてまたもや、ちゃっかり賠償金を取り立ててそそくさに戦は終わりました。
その後の海西の運命なんぞ、こちらが知ったこっちゃないです。
都合1500ドゥカートを奪い取られた朝鮮は、赤字まみれになりました。
「アイゴーーーーー!」
一方、朝鮮とは反対に、合わせて5000ドゥカート近くの巨額の戦争賠償金をもらった日本は、まさに大好況です。
もちろんさらなる経済発展のために、日本各地に内政系建物を建てるために、ありがたく使わせていただきました。
菊の御旗、空高くなびく
そして細川の外交併合も無事に終わりました。
既に16世紀の始まりから分裂状態がほぼ解消されていた日本列島だったんですが…
細川の併合を最後に、日本は完全に統一されました。
時は西暦1555年… 史実における徳川幕府の成立より50年も早く、
日本は島津家の活躍により、菊の御旗のもとで一つとなりました。
むろん、予告したとおりにNIの変更は行わず、島津のNIのままにします。
まるで今までのできことを全て忘れて記憶喪失症にかかったかのように。
「うん?あんたは だれ?おれは なに?ここは どこ?」
「我の顔も声もお忘れなさったか?
我、島津である」
琉球国の記憶喪失は、おそらくちょっとしたバグでしょう。
幸い、琉球の状態はすぐ正常に戻りました。
「あ、これはこれは島津将軍。日本国の統一、誠におめでとうございます。
我が琉球国は、これから将軍様を真心を以てお仕えいたしますぞ」
それで琉球国を属国化しました。
まだ明はこちらに鋭い牙を剥いたままです。
休戦期間が切れたら、また明は執拗に侵略を繰り返すでしょう。
それでも…長く苦しい戦国時代をのり超えて、菊の御旗のもとで一致団結した日本国には明るく輝かしい未来が待っているでしょう。
それでは、次回「薩摩隼人と海戦の芸術」もお楽しみください。
シーズン1、島津編 - 目次へ
EU4プレイ日記:日本の巻 - 全シーズン一覧へ