ざっくり言えば
- レバノンに脱出して「逃げ切った」つもりのゴーン元会長… だがこれで終わりではない。
- 「悪人は自分の罠に陥る」キリスト教の経典にもそう記されている
- ゴーン会長は、大人しく日本に戻って裁判に出るべき。救を得たければ…
レバノンに「逃げ切った」つもりのゴーン元会長、でも全然逃げ切ってない
ゴーン会長、レバノンに逃げ切ったつもりでいるけど、はたして… (画像のソース:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54011300S0A100C2000000/) |
確かに、悪人は罰を免れない、しかし正しい人は救を得る。
- 箴言 11章21節
昨年の大晦日、ゴーン元会長は結局逃げてしまいました。
まるで007映画を彷彿させるような手法でですね(苦笑)
大人しく日本で裁判に出るのがそんなに嫌だったんでしょうかね。
そうやって必死にレバノン※まで逃げ延びたつもりのカルロス・ゴーン…
しかしここで終わったのではありませんでした。
※レバノン:中東にあるアラブ諸国の一つ。東と北はシリア、南はイスラエルと国境を接する
イスラム教国である他のアラブ諸国と違って、
マロン派(カトリックの一派)信者が多いのが特徴
…そういえば、ゴーン会長本人もレバノン国籍保有の三重国籍者、かつマロン教徒でしたね。
「悪人は自分の罠に陥る」キリスト教の経典にもそう記されている
せっかく逃げた先のレバノンでも、次から次へと様々な困難がゴーン会長を襲ってきます。
自らの間違いに真面目に向き合おうとしないゴーンが、このまま安泰でいられるわけがありませんね。
ただでさえ政府に対して大きな不満を持つレバノン国民なのに、あいにく、ちょうどゴーンが火に油を注いだ格好になりました。「腐敗した富裕階級」として。
中東レバノンで、反政府デモによる混乱が続いている。デモに参加する若者らの原動力は、政治家ら既得権益層に根付く汚職体質や縁故主義への怒り。現場では、同国に逃亡中の日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告も「腐敗した富裕階級」の一人として非難する声があった。(以下略)(引用元:産経新聞 https://www.sankei.com/world/news/200119/wor2001190015-n1.html)
また、敵対関係のイスラエルと関わりを持ったという理由で、現地の弁護士に訴えられています。
米紙ワシントン・ポストは2日、会社法違反(特別背任)の罪などで起訴された日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告をレバノンの弁護士グループが同国検察当局に告発したと報じた。同被告が過去にルノーおよび日産の会長として、敵対関係にあるイスラエルに入国したのはレバノンの法律で犯罪となると主張しているという。
ご存知の通り、アラブ諸国とイスラエルとは結構中が悪いですね。
たとえキリスト教徒が多い国といっても、一応レバノンもアラブ諸国の一員であることは忘れたんでしょう…か?
さあ、これからゴーン被告にどんな患難が待ち受けているかわかりません。
下手すると最悪の場合、暗札されるかもしれない、とも言われています。
その場しのぎでレバノンに逃げ出したのは良いけど、結局自らの間違いのツケが回り回って、余計に多くの患難を進んでかぶっているカルロス・ゴーン。
ちょうど彼に似合う言葉が、キリスト教の経典に記されていました。
悪人は自分の罪のわなに陥る、しかし正しい人は喜び楽しむ。
- 箴言 29章6節
一応は他のレバノン人と同じくキリスト教マロン派であるはずのゴーン会長。
彼の今の状況を見事に表現しているこの聖書の言葉を、果たして彼は目を通しているのでしょうか。
ゴーン会長は、大人しく日本に戻って裁判に出るべき。「悪人」でないなら
正直に自らの非を認めようとせずに、自分の罠に自分で陥る続けるゴーン被告。
もし彼が自らが「悪人」で無いのを証明して救いを得てほしければ…
日本の司法が悪い!とか人権ガー!とかほざくのではなく、
大人しく日本に帰って、正々堂々と裁判を受けるべきです。