ざっくり言えば
- ミャンマーでクーデター発生、軍部の政権掌握
- アウンサンスーチーは軍によって拘束
- 軍部側も、スー・チーも、どちらも「民主主義」とは遠い
- ミャンマー国民は、スー・チーと軍部、両方から自由になるべき
ミャンマー軍のクーデター、アウンサンスーチー拘束
ミャンマーで、アウン・サン・スー・チー国家顧問らを拘束してクーデターを実行した軍は、閣僚の大幅な交代を発表するなど全権掌握の動きを強めています。これに対して最大都市のヤンゴンなどではスー・チー氏の支持者たちによる抗議活動が行われ、軍と国民の間で緊張が高まっています。ミャンマーでは1日、軍がクーデターを実行し、アウン・サン・スー・チー国家顧問やウィン・ミン大統領のほか与党の幹部を相次いで拘束するとともに、期間を1年間とする非常事態宣言を出して、軍のトップのミン・アウン・フライン司令官のもと、全権を掌握しました。(中略)(引用元:NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210202/k10012844851000.html)
アウンサンスーチー 軍によって拘束された 画像の引用元:Wikipedia |
クーデターを起こしたミャンマー軍部は大統領、与党幹部など政府要員を次々と拘束しました。
拘束された人の中には、ミャンマーの民主化運動指導者であるアウンサンスーチー国家顧問もいました。
全権を掌握した軍によって、ミャンマー全域で1年間の非常事態が宣言されました。
首都のヤンゴンでは、クーデターに反対する市民たちによって激しいデモが起きています。
民主運動指導者?しかし、そんなスー・チーだって「民主主義」とは程遠い人物
アウンサンスーチーは、「ミャンマーの民主化運動指導者」として知られています。
「民主化運動」経歴のおかげでノーベル平和賞まで受賞した人です。
しかしそんなスー・チーは、実は民主主義とは程遠い人物です。
(そもそも「ノーベル平和賞」なんぞ貰った時点で、怪しいでしょうが)
(そもそも「ノーベル平和賞」なんぞ貰った時点で、怪しいでしょうが)
スー・チーは、むしろ民主主義を蔑ろにしている人物です。
2015年、スー・チーは「国家顧問」という地位に就きました。
国家顧問とは、国家元帥である大統領に「助言」を行うための役職とされています。
国家顧問とは、国家元帥である大統領に「助言」を行うための役職とされています。
だが実は、スー・チーが政府を牛耳るための役職です。
軍部がクーデターを起こした以前からも、「事実上アウンサンスーチーの政権」は既に非民主的で権威主義的な政府でした。
ミャンマー国民に自由を… スー・チーと軍部の両方からの!
ミャンマー国民の自由を踏みにじる、軍部のクーデターは非難されるべきです。
そして同じく、アウンサンスーチーもまたミャンマー国民の自由を踏みにじる存在であります。
そして同じく、アウンサンスーチーもまたミャンマー国民の自由を踏みにじる存在であります。
ミャンマー国民に必要なのは、スー・チーと軍部、両方からの自由です。
早くミャンマーに真っ当な民主主義政権が樹立されることを乞い願います。