2021年2月3日水曜日

【ミャンマー】クーデター起こした軍部も、拘束されたスー・チーも「民主主義」とは程遠し。ミャンマー国民に「両方からの自由」を

 ざっくり言えば

  • ミャンマーでクーデター発生、軍部の政権掌握
  • アウンサンスーチーは軍によって拘束
  • 軍部側も、スー・チーも、どちらも「民主主義」とは遠い
  • ミャンマー国民は、スー・チーと軍部、両方から自由になるべき



ミャンマー軍のクーデター、アウンサンスーチー拘束


ミャンマーで、アウン・サン・スー・チー国家顧問らを拘束してクーデターを実行した軍は、閣僚の大幅な交代を発表するなど全権掌握の動きを強めています。これに対して最大都市のヤンゴンなどではスー・チー氏の支持者たちによる抗議活動が行われ、軍と国民の間で緊張が高まっています。

ミャンマーでは1日、軍がクーデターを実行し、アウン・サン・スー・チー国家顧問やウィン・ミン大統領のほか与党の幹部を相次いで拘束するとともに、期間を1年間とする非常事態宣言を出して、軍のトップのミン・アウン・フライン司令官のもと、全権を掌握しました。(中略)

(引用元:NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210202/k10012844851000.html


アウンサンスーチー
アウンサンスーチー
軍によって拘束された
画像の引用元:Wikipedia
2月1日、ミャンマーでクーデターが起きました。

クーデターを起こしたミャンマー軍部は大統領、与党幹部など政府要員を次々と拘束しました。

拘束された人の中には、ミャンマーの民主化運動指導者であるアウンサンスーチー国家顧問もいました。

全権を掌握した軍によって、ミャンマー全域で1年間の非常事態が宣言されました。

首都のヤンゴンでは、クーデターに反対する市民たちによって激しいデモが起きています。



民主運動指導者?しかし、そんなスー・チーだって「民主主義」とは程遠い人物


アウンサンスーチーは、「ミャンマーの民主化運動指導者」として知られています。

「民主化運動」経歴のおかげでノーベル平和賞まで受賞した人です。

しかしそんなスー・チーは、実は民主主義とは程遠い人物です。
(そもそも「ノーベル平和賞」なんぞ貰った時点で、怪しいでしょうが)

スー・チーは、むしろ民主主義を蔑ろにしている人物です。

2015年、スー・チーは「国家顧問」という地位に就きました。
国家顧問とは、国家元帥である大統領に「助言」を行うための役職とされています。
だが実は、スー・チーが政府を牛耳るための役職です。

軍部がクーデターを起こした以前からも、「事実上アウンサンスーチーの政権」は既に非民主的で権威主義的な政府でした。



ミャンマー国民に自由を… スー・チーと軍部の両方からの!


ミャンマー国民の自由を踏みにじる、軍部のクーデターは非難されるべきです。
そして同じく、アウンサンスーチーもまたミャンマー国民の自由を踏みにじる存在であります。

ミャンマー国民に必要なのは、スー・チーと軍部、両方からの自由です。

早くミャンマーに真っ当な民主主義政権が樹立されることを乞い願います。