ざっくり言えば
- 菅総理は台湾を「国」と表現
- なのに… 2日後、「台湾国」発言を修正する加藤官房長官
- なぜ台湾を国扱いしない?加藤は中国の圧力に屈したか?
- 日本政府は台湾を国として認め続けるべき
首相の「台湾は国」発言、何の間違いも無い
加藤勝信官房長官は11日午前の記者会見で、菅義偉(すが・よしひで)首相が9日の党首討論で台湾を「国」と表現したことに関し、「台湾に関するわが国の立場は、1972(昭和47)年の日中共同声明にある通りであり、非政府間の実務関係として維持する基本的立場には何ら変更ない」と述べ、修正した。
加藤氏は、記者団から共同声明を見直して台湾の地位を変更する可能性はないかと問われたが、明確に回答しなかった。(中略)
(引用元:ヤフーニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/b682f92b4d1ae55a44037986e0790ccb4bf5aac0
記事のソース:産経新聞)
独立派が主張する「台湾旗」 台湾はれっきとした主権国家 引用元:Wikipedia |
中国に忖度するため「台湾は国でない」としてきた時代は終わりです。台湾は国です。
1971年のアルバニア決議によって、中華人民共和国だけが「唯一な中国」とされました。これに抗議して、台湾(正確には、台湾に逃げ込んだ中華民国政府)は国連を離脱します。
五輪で台湾が使う 「中華台北」の旗 …こんな誤魔化し、もう嫌だ 引用元:Wikipedia |
共産中国に忖度するために、日本と西側諸国は台湾を国扱いしてきませんでした。
「台湾を国として承認しない」という建前のために、台湾大使館は「台北経済文化代表処」、五輪では「中華台北」というふざけたような名称で半世紀も誤魔化しが続いていました。しかしそれも最早ここまでです。
台湾は日本・西側諸国の大事な友好国です。ちゃんと国として認めるべきです。
官房長官、台湾は国であるのを否定?中国に忖度してるのか?
「日中共同声明」とかを持ち出しながら。…はぁ?
確かに日中共同声明、およびその後締結された「日中友好条約」では、内政不干渉・相互不可侵・反覇権の旨が記されています。
しかし中国って、そもそもそんなの守る気全く無いでしょう!
ことごとく日本の内政に干渉し、尖閣には毎日中国の船が、北海道の森林は中国資本に買い叩かれる、中国スパイは日本企業の技術と日本国民の情報を盗み放題…
それなのに、もはや死文化した日中共同声明を持ち出して中国に忖度するのは、間違いではありませんか!
露骨に覇権主義丸出しの中国を前にして、大事な友人たる台湾をぞんざいに扱うのは到底許されません。
日本政府は正式に台湾を国として認めよ!
加藤官房長官、中国に対する忖度はやめてください。それができないなら、官房長官をやめてください。
そして日本政府は、中国からどんな圧力と恫喝があろうともめげずに、正式に台湾を国として承認し、国交を修復すべきです。
日本と自由世界の大事な友人を、そのまま中国の覇権主義に失うわけにはいきません。